「User Role Editor」で権限をフレキシブルに管理しましょう【複数名運営なら是非】

WordPressを利用したサイトを複数の人で運営する場合、権限の管理をすることは大事になります。

デフォルトで設けられている権限は「管理者」の他に「編集者」「投稿者」「寄稿者」「購読者」という5つの権限になります。

また、WordPress内で操作できる権限の強さも「管理者」>「編集者」>「投稿者」>「寄稿者」>「購読者」の順になっています。

デフォルトで設定されている、権限グループとその権限で操作できる内容をもっとフレキシブルに変更することができたらいいのに・・・ということがあるかもしれません。

そんな時にプラグイン「User Role Editor」を利用すれば権限の設定をフレキシブルに変更することができるようになります。

新しい権限を作成することもできます。

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Contents

「User Role Editor」プラグインをインストールしよう

プラグインのインストールは簡単です。

WordPressのダッシュボードのメニューよりプラグイン>新規追加をクリックします。

プラグインの検索欄に「User Role Editor」と入力し検索します。

下記のプラグインが表示されますので、「今すぐインストール」をクリックし、インストールが完了しましたら「有効化」するのも忘れないようにしましょう。

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権限の設定が簡単に変更できるようになります

プラグインのインストールと有効化が完了したら、WordPressサイドバーのユーザーに「User Role Editor」が追加されているのでクリックしましょう。

「User Role Editor」の画面が開き「役割を選択し、権限を変更」の右のプルダウンから操作可能な範囲を変更したい権限を選択しましょう。

なお、ALL(81/2)と書かれているのは、「81個ある全ての操作の内、2個を許可されていますよ」ということです。

チェックを入れられた操作が可能な操作となります。

操作名の項目が英語で表記されていますが、カーソルを合わせると日本語での説明が表示されるので問題ないと思います。

代表的な操作については日本語訳で表示してくれますが、英語表記のままのものもあります。

操作項目の種類が多いので、「クイックフィルター」で検索をすることもできます。

「Granted Only」にチェックを入れると、許可されている権限だけを表示させることができます。

可能な操作の変更などが完了したら「更新」をクリックして、設定を保存しましょう

また、「権限グループの追加」をクリックすることで、権限者を新しく作成することもできます。

「権限グループ名(ID)」は半角英数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用することができます。

「権限グループの追加」をクリックして権限の追加を完了させましょう。

ユーザーの「新規追加」の「権限グループ」に追加した権限グループがちゃんと追加されているかを確認しましょう。

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複数名でのサイト運営では権限のマネジメントも必要です

複数名でサイトを運営していく場合、常に一緒に作業を進めるわけではない場合もあるので連携が難しい場合もあるでしょう。

とくにWordPressの場合は、サイトの記事の投稿だけを担当するという人もおられたりするので、このあたりのマネジメントを疎かにしてしまうと予期せぬトラブルにつながる可能性もあります。

User Role Editor」の設定は難しくありませんので利用されてみてはいかがでしょうか。